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ブランド買取専門店の内緒のはなし

ステイタスシンボルだからこそ、買う前に知っておきたいバーキンの定番人気

2018年11月27日

 

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エルメスが初めて作った馬の鞍を入れるためのバッグ「オータクロア」を踏襲し、1984年、世界的トップスター “ジェーンバーキン”のために作られたバッグ『バーキン

今やステータスの象徴的存在ともなり、高額なだけに、特別なシーンで使いたいバッグというイメージもあるかもしれませんが、本来はデイリー仕様を目的として作られています。

ジェーンバーキンがエルメス5代目社長のジャン・ルイ・デュマ氏と飛行機内で偶然、隣り合わせたのは1983年のこと。
その際、彼女が手帳に挟んでいた紙などをパラパラと落としてしまい、大きなカゴバッグに雑然と物を詰め込む姿をジャン・ルイ・デュマ氏が見かけたことがバーキン誕生のきっかけだっただけに、機能性、利便性が重要視されたデザイン。

例えば、バーキンについている大きな内ポケットも、ジェーンバーキンが大荷物の中から、スケジュール帳を取り出しやすくするために施されたものですし、オータクロアより若干横長にデザインされたのも、深さより幅を広くすることでバッグに何が入っているか見やすくするため。また、荷物の多さで重くなってしまった際にベルトが抜けないよう付けられている金具も、オータクロアは通す作りになっていますが、バーキンでは引っ掛けるデザインに変更。これも使いやすさ、気軽さを考慮したと言われています。
最高級品質で気品が漂いながらも、タフで使い勝手の良さが、働く女性たちを中心に瞬く間に支持されることとなったのです。

 

バーキンはフラップしだいで遊べるバッグ

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『バーキンはフラップしだいで遊べるバッグ』

デイリー仕様にガンガン使う人のために作られたバーキン。
とはいえ、素材やサイズなどを選べばセミフォーマルシーンなどにも、もちろん活躍するバッグ。
特にフラップの使い方次第で雰囲気を変えてくれます。

カジュアルに使うなら中にフラップを入れてトート風に。また、ビジネスアタイアやセミカジュアルスタイルなどには
フラップとベルトをしっかり閉めれば”ちゃんとした感”を出してくれます。また、カデナでロックすることで旅行カバンとして使うのもありです。

世界中の人気モデルをはじめ、セレブたちの間では、ざっくりラフなトートスタイルで愛用している方が多いですが、
フラップも上から蓋をするように被せたり、ベルト(クロア)も金具から外したりと色々アレンジして自由に楽しめます。

2008年にジェーンバーキン本人が当時の人気TV番組 SMAP×SMAP(スマスマ)にゲスト出演した際には、驚きの場面が話題となりました。
その日彼女が持っていたバーキンは20年ほど使っていたもので、まずは、それだけバーキンというバッグがタフであることの証。そして、” 綺麗なままじゃ面白味がないから、長年使って自分らしいバッグにした方が良い”とアドバイス。
また、その時なんと、SMAPメンバーにバーキンをプレゼントしたのですが、木村拓哉さんがバーキンの使い方について、男性が雑に使ってもいいものなのかと質問したところ、彼女はバーキンを床に置き、押し広げたかと思ったら、はしゃぐように足で思いっきりズカズカと踏みつぶし、” これでどう?これに何かをぶら下げたりしてもいいのよ?” と。

瞬時に使い込んだ感を出す大胆な手法… これはジョーク半分といったところでしょうが、つまりこれくらいじゃヘタレないという証明と、これぐらい雑に使って、なじませたほうが素敵に持てるということをリアルに教えてくれた気がします。

このことからも、最もバーキンの良さが光るのは、やはり普段使いが一番と言えるかもしれません。

バーキンの人気サイズに新たな傾向!?

バーキンはたくさんのサイズ展開がされていますが、現在でも人気のある主力サイズは4種類。
25・30・35・40です。
バーキンはバッグ自体に重さがある為、小柄な女性の多い日本では30が定番と言われていますね。

それぞれのサイズの特徴としては

バーキン25

約 幅25㎝ × 高さ20㎝ × 奥行き13㎝
2004年に誕生したサイズで、バーキンの中で最も小さいサイズ。

荷物をあまり持ち歩かない方、または荷物を多く持ちたくないシーンで使う方や
セカンドバッグとして持つ方が多いようです。

バーキン30

約 幅30cm × 高さ22cm × 奥行き16cm
小柄な女性が多いとされる日本では一番人気と言われているサイズ。

荷物もそこそこ入る大きさですが大きすぎず使い勝手が良いようです。
中古市場においても最も高値で取引されるサイズ。

バーキン35

約 幅35㎝ × 高さ25㎝ × 奥行き18㎝
A4も収納可能なサイズで、お仕事をされている女性に好まれるサイズ。

抜群の収納力で何でもボンボン入れる事が出来るのは、最も「バーキン」らしく使えるサイズかもしれません。

バーキン40

約 幅40㎝ × 高さ30㎝ × 奥行き21㎝
お仕事は勿論の事、一泊旅行にも使える大き目のサイズ。

とにかく大きく収納力に優れているので、男性がお仕事に使う方も多いですね。
女性では旅行用としても使用される方が多いサイズ。

一番人気はバーキン30、次いで35、25と続いていましたが
最近では、25の人気が上がっていますので
30→25→35というランキングに今後なってくる可能性がありそうです。

一生に一つは持ちたいバーキンの定番カラー

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エルメスはカラーが豊富なことでも有名です。
バーキン購入を考える方の多くはその豊富なカラーで迷う方が多いそう。

では、現在どういったカラーが人気なのでしょうか。

バーキン購入を考えている方の一番人気カラーは「ブラック」
やはり定番色。飽きが来ず、どんな洋服、どんなシーンでも使えて1つ持っていれば間違いなく重宝するからでしょう。

次いで「ゴールド(茶)」
こちらも飽きが来にくい定番色です。
ブラックより軽やかで柔らかい印象を与えます、ビジネスシーンでも華美になり過ぎず傷や汚れも目立ちにくいですね。

そして「グレー系」
人気の「エトゥープ」や2017年の新色「グリアスファルト」も人気。
何といってもその上品さに人気が集まっているようです。

そして、もしバーキンを手放したり、買い替えたりする際
価値の高いカラーを知っておくと役立ちます。

やはり、ここでも「ブラック」に価値があります。
ブラックの人気の高さが伺えますね。

次いで今、価値があるカラーは「エトゥープ」や「グリアスファルト」
ブランドの買取において、【人気】は欠かせない重要なバロメーター。
2018年11月現在において、人気の高いカラー「グレー系」がそのまま価値も高くなっています。

そして次にくるのは意外と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが「ブルー系」です。
中でも深い落ち着いたブルーの「ブルーニュイ」や「ブルーマリン」が最近は価値が高くなっている傾向にあります。

エルメスに豊富な素材があるのは、多くのお客様のオーダーに忠実であるため

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エルメスには素材も沢山の種類があります。
牛革だけでも20種類程。

山羊革、水牛革、ワニ革、トカゲ革、羊革、ダチョウ革・・その全てに名前が付けられています。

中でも「トゴ」と呼ばれる、子供の雄牛の型押し革はバーキンに使用されている革の中では断トツの人気。
細かい型押しで傷がついた時などに目立ちにくかったり、硬すぎない革がバーキンとの相性も抜群のようです。

素材、色、サイズの一番人気を網羅したトゴ×黒×バーキン30は買取においても、かなりの高額が付くことが多いと言えるでしょう。

次いで人気なのは「トリヨンクレマンス」
牛革の粗目の型押しでトゴより柔らかいのが特徴です。
革が柔らかい分柔軟に使用出来る事が人気の理由のひとつ。

最後は「エプソン」でしょうか。
子供の雄牛の革で細かい型押しが特徴。
革は硬めなので、型崩れさせたくなく綺麗に使用したい人に人気な素材です。

また、先にご紹介したように「トゴ×黒」といったように、カラー×素材を合わせて選ぶ方も多く
「トリヨンクレマンス×エトゥープ」や「トリヨンクレマンス×グリアスファルト」などトリヨンクレマンスにはグレー系を合わせる方が多いようです。

新作から激レア品まで、数ある中から、素材の特徴を押さえつつ、自分好みのカラーとの組み合わせのバーキンを探す事、見つけ出すことも楽しみのひとつと言えるでしょう。

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