サンローラン買取

ディオール２世、モードの帝王との異名を持つ「イヴ・サンローラン」。20世紀後半におけるファッション界をリードしてきたデザイナーの１人です。 1936年にアルジェリアのオランで生まれたサンローランは、17歳の時にオートクチュール組合付属のクチュール学校へ入学し、間もなく開かれた国際羊毛 事務局主催のデザインコンテストのドレス部門において第1位に入賞します。それをきっかけにクリスチャン・ディオールに才能を認められ、19歳になると 彼の元で働き、デザインを任されるようになります。サンローランを高く評価していたディオールは、彼にコレクションの機会を与えようとしますが、 それはディオールの急逝により実現される形となりました。サンローランはわずか21歳の若さで、ディオールブランドの後継者、主任デザイナーを任される ことになります。1958年に行われた初のコレクションでは、台形を全体的に描いたシルエットの「トラペーズライン」を発表し、ディオールのエレガンス さを見事に受け継ぎながらも、サンローランらしいデザインで大変好評を受けました。しかし1960年にサンローランは徴兵され、ディオールを離れている 間に実質解雇となってしまいました。失意の底にいたサンローランでしたが、共同経営者であり彼の恋人であるピエール・ベルジェと共に自身のイヴ・ サンローランブランドを設立します。そして1968年に発表した、オランダの画家であるピエト・モンダリアンの影響を受けたモンドリアンルックは注目を 浴び、今でも愛されるシリーズのひとつとなっています。その後オートクチュールだけでなくプレタポルテの「リヴ・ゴーシュ」を開店させます。 これは当時のファッション界では大変珍しいことであり、時代の先見に優れたサンローランの才能を見ることができます。また世界一美しい映画女優 と言われたカトリーヌ・ドヌーブをモデルとして起用し、彼女の主演映画「昼顔」の衣装を手掛けるなど、一躍モード界の中心に躍り出ることとなります。 以降も、男性用タキシードをもとにしたモデルのスモーキングや今では当たり前に受け入れられているパンツルックの提案など、当時の女性たちの社会的 あり方をファッションを通じ改革していきました。1978年にはコスメの展開も行われ、化粧品や香水など多岐にわたりサンローランの名を広めていきます。 しかし1993年にサノフィ・ボーテ社に買収され、サンローラン本人はオートクチュールに専念していました。そして2002年に引退し、2007年にフランス 最高勲章のレジオン・ド・ヌール勲章を授与、2008年には癌で多くの人に惜しまれながらこの世を去りました。彼の生涯は映画にもなり、歴史的多くの 貢献をした偉大な人物だったといえるでしょう。また2012年にはエディ・スリマンがデザイナーに就任し、同時にアパレルラインを「サン・ローラン・パリ」 に改名しました。その後発表されたモデルも多くの人から好評を呼び、今後も成長を続けるブランド、サンローランから目が離せません。 サンローランの品はリユース市場でも人気が高く、高額での買取が期待できます。当社ＡＴＬＮＡＴＩＳアトランティスではサンローランの品を強化買取 しています。ぜひこの機会にご利用ください。迅速丁寧な対応と、他社を圧倒する高額買取でお客様ご納得のお取引をお約束いたします！