モンブラン筆記具買取

1906年にドイツで生まれた「モンブラン」。
創業当初は「シンプロ・フィラーペン・カンパニー」という社名でした。
使うたび手になじむ一生ものの万年筆を世に送り出しています。

ハンブルグの文具商であったクラウス・ヨハネスと銀行家のクリスティアン・ラウゼン、そしてエンジニアであったヴィルヘルム・ジャンボアの3人で始まりました。
万年筆のモンブランといえばご存知の方も多いのではないでしょうか。

ホワイトスターと呼ばれる、キャップ先端の六角形のロゴマークは、モンブランの山頂を覆う万年雪を表しており、ヨーロッパ最高峰の山でもあります。
ペンの先には「4810」とモンブラン山の標高が刻まれているのです。

モンブランという社名よりも先に、もともとこのロゴを使用しており、1934年にアルプス最高峰モンブランの名前を社名へと取り入れる形となりました。
1980年代にはダンヒルへと買収され、リシュモンの傘下となり、生まれはドイツであるものの、今ではスイスの万年筆ブランドとしても扱われることもあります。
リシュモン買収後に就任した社長は、モンブランの筆記具は実用品ではなく装飾品だとし、長く愛された入門用愛用者シリーズを配しました。そして全てのモデルを高価なモデルへと集約していったのです。

ブランド「モンブラン」は多くの著名人を虜にしています。世界中から最高級ブランドと評されており、愛好家からは芸術とまで言われるデザイン性の高さが人気です。
海外だけでなく日本の著名人からも支持を集めており、中でもマイスターシュテックは多くのファンを獲得しているシリーズです。

1924年に発表し、今でもその基本構造はほぼ変えずにいる、ロングセラー商品なのです。熟練の職人による手作業で作られ、さらに徹底した検査を経た後に展開されています。
「ブラック・プレシャス・レジン」と呼ばれるこの樹脂は、モンブラン独自のものであり、触り心地抜群のボディを実現しています。
そのブランドとしての価値は勿論、実用性の面でも大変優れており、ボディの軸が太く握りやすい、そして適度な重量感で自然に持つことができるという性能の高さにおいても秀でているのです。

マイスターシュテック149は、モンブランの万年筆の中においても、大変素晴らしく長く人気を誇り続ける逸品です。
定番モデルと言われており、滑らかな書き心地が好まれています。
今でもゆるぎない驚異的人気を誇り続けており、万年筆の王様とも称されています。

ボエムのシリーズは「書くアクセサリー」とも呼ばれるデザイン性の高さで、クリップに宝石をあしらったことにより胸元でさり気なく、キラリと輝いてくれるのです。

ペン先は太さがそれぞれ異なり、EF→F→M→B→BBと段階が異なります。BBに近くなるほどペン先が太くなっており、文字が書きやすくなります。
書くときの癖により書きやすさも異なりますので、せっかくモンブランを持つのであれば、自分にぴったりフィットするペンを選びたいですよね。
また紙によっても書き心地は異なりますので、それも考慮して選ぶと良さそうです。

万年筆だけでなくボールペンにおいても評価の高いモンブラン。
中でもジェネレーションシリーズは、数年前に日本では廃盤となったものの、多くの人に今でも愛され続けているシリーズです。
丸みを帯びたクリップは独特なデザインであり、さらに衣服を傷つけない工夫が施されているのです。
日本での入荷がほとんどないため、貴重かつ売れば高価で買い取られるアイテムです。
オシャレのワンポイントに合わせるもよし、入社祝いなどにも贈られると嬉しいですね。